第34回受賞作品紹介

株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所(代表取締役社長 林 春樹)が主催する「アンデルセンのメルヘン大賞」は、今回34回を迎え、小学生6年生以下のお子様を対象にした「こども部門」135点、「一般部門」1,206点、計1,341点の応募作品が寄せられました。

童話作家 立原 えりか氏を選考委員長に、第一線で活躍中のイラストレーター5名
(大の 武男・坂本 明美・庄司 三智子・村田 收・吉田 尚令【敬称略・50音順】)による選考の結果、「一般部門」大賞1作品、優秀賞3作品、入賞5作品、「こども部門」大賞1作品、入賞2作品、計12作品が決定いたしました。

第34回結果発表

一般部門 大賞

「花の旅」
村上 あつこ [選考・作画] 村田 收

一般部門 優秀賞

「絵画の森」
桐谷 あきひこ[選考・作画] 庄司 三智子
「シロクマ先生
竹田 まどか[選考・作画] 坂本 明美
「鬼の骨董屋」
守宮 槐 [選考・作画] 大の 武男

一般部門 入賞

「真昼のプラネタリウム」
石川 純子
「ハルの舞」
市川 恵美子
「わたしの名前はアイボリー」
島村 瑞希
「セーターを着た猫」
原田 ゆか
「やまとさんのカメラ」
吉田 恵利子

こども部門 大賞

「還る場所」
久保 凛空[選考・作画] 吉田 尚令

こども部門 入賞

「ベルとわたし」
入江 礼乃
「スノーが飛んだら」
青山 遊

大賞・優秀賞 受賞作品紹介

一般部門 大賞

「花の旅」

作:村上 あつこ

夏休みに引っ越すことになり、ちひろは両親と列車に乗る。ちひろが大好きな庭で咲いたグラジオラスを一本持って。列車が動きだすと、友だちとの別れや家を離れる悲しみがこみあげた。眠っていたちひろに花たちのおしゃべりが聞こえる。ちひろは家の庭での出来事を思い出し、温かな気持ちになる。車窓から海を見て驚く花たちに、ちひろは……

こども部門 大賞

「還る場所」

作:久保 凛空

闇で目覚めた僕は老陶芸家にすくいとられ、自分が土であると知る。僕は特別なマグカップとして焼かれ、孫娘の誕生日プレゼントになった。女の子は毎日、スープやミルクやココアを入れて飲み、僕は喜びを感じる日々。ある日、女の子が落として、取っ手が取れてしまう。捨てられる覚悟をした僕は、掘り出されてからの日々を振りかえるが……

一般部門 優秀賞

「絵画の森」

作:桐谷 あきひこ

森の中の美術館で『世界のネコの絵展覧会』が開催された。休館日に鳴った非常ベルを火事と思った絵の中の猫たちはパニックに。「着衣のトラ猫」「モナ・キャット」「バレリーナ猫」「日傘の猫夫人」などの猫たちは、絵から抜け出して森へ逃げていく。森で絵画の猫たちは、本物のヤマネコに襲われそうになる。一方、絵から猫が消えた美術館では……

「シロクマ先生」

作:竹田 まどか

小学3年生のフミチカは、夏休み後のプールテストまでに泳げるようになりたい。早朝の誰もいないプールに行くとシロクマがいた。シロクマはフミチカに泳ぎを教えてくれるという。泳ぎが得意な早見君も加わって、フミチカはシロクマ先生と朝練を始める。フミチカの家の冷凍庫には“夏休み限定”と書いたシロクマの絵のアイスがあって……

「鬼の骨董屋」

作:守宮 槐

ある夜、男が自販機のビールを飲んでいると、空中から鬼が現われる。時空を超えて時代を行き来する鬼は、平安時代の品と現代の品を交換して売ろうともちかける。鬼から預かった壺は思いがけない値で売れ、男が渡したボールペンは“不思議な筆”として大人気となる。男は鬼とやりとりを繰り返す。最後に男が受け取った平安で貴重な品とは……

過去の受賞作品

アンデルセンのメルヘン大賞とは

応募要項