株式会社アンデルセン
アンデルセン成城店パン生産班
製造チーフ

近藤 聡

経歴

2003年入社
アンデルセン渋谷店に配属。アンデルセン西武船橋店製造チーフ、アンデルセン伊勢丹松戸店製造チーフを経て、パン学校に派遣。その後、青山アンデルセンパン製造係班長となり、リテイル研修ベーカーコースに参加。帰国後、アンデルセン丸井溝口店製造チーフを経て現職。

参加した研修

リーダー候補研修 
パン学校派遣
リテイル研修ベーカーコース(フランス・ドイツ)
クラス4昇格研修

アンデルセングループを選び入社した理由

食べることが好きで食に関わる仕事に携わりたく、何か物を作る仕事がしたいと考えていました。いろいろな会社を調べて説明会や面接に行きましたが、どこも自分に合う感じではありませんでした。その中でアンデルセングループの会社説明会に行き、企業VTRを見て、とても質にこだわっている会社だと思いました。そしてダークチェリーを試食したときに「おいしい」と思い、この会社で働いてみたいと思いました。面接の方も笑顔で話しやすく、ありのままの自分を出せた気がします。またアンデルセングループは人材育成にも力を入れていることを知り、スキルアップのための研修が多く、ここで一流の職人になりたいと思い入社しました。

現在の仕事内容

主にパンの製造(仕込み・分割・成型・焼成・仕上げ)とその管理をしています。パンは生き物ですので、季節や環境によって生地の状態が変わります。日々同じ品質の商品をお店に出せるように温度・湿度・時間・重量の管理が必要です。従業員の教育と指導もしています。「今日のパン生地はよい生地だね」とか、「今日の生地は少し元気がないね」など声をかけ合い、よくないときはその原因と対応策を教えて次の工程に流し、よりよいパンをお届けできるように心がけています。また、一日に作るパンの製造指令を出したり、材料の発注、店舗オリジナル商品の開発なども行っています。

仕事のやりがい

各店舗の数多くのベーカーの方々と仕事をしていると、私自身に足りない技術や知識が見えてくるので、足りない部分を勉強出来るとてもよい環境で働かせてもらっています。技術や知識は常に学んで行かなくては日々の変化について行くことができないと思っていますので、多くの方々と接することの出来る店舗サポートという仕事は、私自身とても魅力を感じています。

仕事の大変さ

パンは、同じ工程と配合条件でも日々同じパンを焼くことはとても難しいです。作り手と設備・外気の環境に大きく作用されるためとても奥深いです。その中で自分の求めているよいパンが焼けるととても嬉しいですが、失敗することもあります。失敗はそのままにせず原因を追究し、そこから学ぶことも多いので、とてもやりがいがあります。また、店舗で自分が作ったパンや開発した商品をお客様に買っていただき、「このパンおいしいからまた買いに来たわよ」と言っていただけることがとても嬉しくやりがいにもつながります。自分がよくないと思うようなパンはお店には出せないという責任感も芽生え、日々パン生地と向き合いながら仕事をしています。

今後の目標

今後は、さらに社外に出て製パンコンテストや講習会に参加して自分のスキルアップにつなげるとともに、社外でのネットワークを広げて行きたいと思います。またそこで学んできたことを後輩やお店の従業員の皆さんに伝えていき、自分だけでなく周りの方の知識や技術も向上させていきたいと思っています。

好きなパン、そしておすすめの食べ方をご紹介!

バゲットです。バゲットを1.5cmぐらいにスライスして無塩のデンマークバターをのせて食べるのがとても好きです。ポイントは、バターは柔らかくせずに冷蔵庫から出しスライスしてバゲットの上にのせて食べることです。バターが舌の上で溶けて、小麦本来の旨みをより引き出してくれます。
またその上に蜂蜜をのせて食べるのも好きです。デザート感覚であれば、薄くスライスしたバゲットをトースターでカリッと焼きバニラアイスクリームを添えて。おつまみ感覚であれば、サイコロ状にカットしてオリーブオイルとみじん切りしたにんにくをフライパンで炒め、香りが出たらバゲットを入れ焦げ目がつきカリッとしたら塩コショウを少し、などなど、その他にもいろいろな食べ方ができるので大好きです。自分なりの食べ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

就職活動中の学生さんへ

これから自分のやりたいことをもう一度見つめなおして、しっかりと将来のことを考えて今後の進路を見つけてください。頑張って悩んでください!悩んで決めた仕事ほどやりがいを感じられると思います。その中にパンが好きでパンの仕事に携わりたいという想いがあれば、一緒においしいパンを焼き、そのパンのおいしさをお客様に伝える仕事をしましょう。

※所属・役職等は制作時点のものです。