株式会社JEAN-PAUL HÉVIN JAPON
ジャン=ポール・エヴァン ラボラトワール
(パティシエ)

古本 竜也

経歴

2006年入社 タカキベーカリー千代田工場菓子課菓子係焼成班
2007年6月 青山アンデルセン 洋菓子製造
2010年6月 ジャン=ポール・エヴァン ラボラトワール 広島プロダクション
2015年9月 ジャン=ポール・エヴァン三越札幌店
2016年9月 ジャン=ポール・エヴァン東京ミッドタウン店
2019年5月より現職

ジャン=ポール・エヴァンで働くということ、やりがい

私はジャン=ポール・エヴァンの一員として商品を作り、お客様にお届けできることに、日々やりがいを感じています。
われわれは、ジャン=ポール・エヴァンの世界観、ショコラで人々を幸せにするために、5つのEを掲げています。Élégance(エレガンス)、Exigence(エグジジャンス=こだわり)、Efficacité(エフィカシテ=効率の良さ)、Enthousiasme(アントゥジアスム=熱意)、Engagement(アンガジュマン=責任ある仕事)。これらがリンクして初めて、お客様に喜んでいただけると考え、行動しています。

私はラボラトワール(パティシエ)、ブティック(店舗)を経験していますが、まずラボラトワールでやるべきことは、ジャン=ポール・エヴァンというブランドに期待するお客様に満足していただける商品を提供するために、5つのEに基づく製法や材料にこだわったクオリティの高い商品を作り、ブティックに届けること。
ブティックでは、エヴァン氏のショコラに対する情熱、こだわり、クオリティに妥協しない姿勢に基づき作りあげられた商品のおいしさや楽しみ方をお客様にどのようにお伝えするかを日々考え、接客をしていました。その結果、お客様から「ありがとう」や「おいしかった」という言葉や笑顔をいただけたとき、ジャン=ポール・エヴァンで働いていることの嬉しさを感じます。

現在の仕事内容

製造スタッフの技術教育指導や商品の品質管理、試作、数値管理、求人採用をメインに行っています。現在は、製造ラインに入って製品を作ることに加え、クオリティやオペレーションなどがよい状態を保つことができているか、全体を見て管理、調整をする立場で仕事を行っています。
また、製造スタッフ全員に商品開発の機会がありますが、部門長、社長、そして最終的にはエヴァン氏へのプレゼンテーションに向けて、指導やフォローを行うこともあります。

私はアンデルセングループ入社時、今と違う部署で働いていました。ある時、ジャン=ポール・エヴァン ジャポンの現在の上司と一緒に仕事をする機会があり、アンデルセングループが目指す、クオリティを追求する姿勢は共通しながらも、商品にかける情熱や妥協を許さない姿勢に非常に影響を受けました。だからこそこんなにもおいしい商品ができるんだ、私もやってみたいという気持ちになり、ジャン=ポール・エヴァンの製造部門に異動し、現在に至ります。

どのような点で仕事の大変さを感じますか?

日々の仕事の中で、うまくいかないことは多々あります。商品一つ作るにも、材料のロット(多少)や状態、季節や気温によって仕上がりが異なる商品があります。材料の状態を判断し、コントロールしながら作っていく。スタッフの教育や指導に関しても、人それぞれ能力や考え方は違いますが、ジャン=ポール・エヴァンが求めるクオリティについて理解し、実践してもらう。一人ひとりにあった教育を行いながら、皆が同じ方向を向き、まとめていくことも仕事の大変さだと思います。

今後の目標

お客様に喜んでいただける商品をつくり、提供し続けることです。自分へのご褒美で購入される方、プレゼントとして購入される方、プレゼントをもらう方みんなが笑顔になれる商品を作ることです。

ジャン=ポール・エヴァンの中で好きな商品と、おすすめの食べ方を教えてください

ボンボン ショコラと、マカロン アメールです。マカロンは、トースターで数十秒、ほんの少し温める程度に火を入れると、中のガナッシュのくちどけがよくなり、一層おいしく感じることができます。

就職活動中の学生さんへのメッセージ

なにごとも、初めからできている人はいません。試行錯誤をしながら、日々の積み重ねと努力を怠らないこと。また、情熱を持ち、妥協を許さず、クオリティを追求する。それによって結果が出て、自信へとつながっていくと思います。あとは、笑顔を忘れないこと。アンデルセングループに入社してから特に強く思い続け、教育でも必ず伝えています。
ジャン=ポール・エヴァンのスタッフとして、ショコラで幸せを届けてみませんか。

※所属・役職等は制作時点のものです。