日本女流メルヘン作家の中で、三指に数えられる童話作家であり詩人。
第1回より「アンデルセンのメルヘン大賞」の選考委員長を務める。
『人魚のくつ』で、1959年児童文学者協会新人賞受賞。
1961年『でかでか人とちびちび人』で、講談社児童文学新人賞受賞。
ふくよかな香気をたたえた名作を数多く著作。
『立原えりか作品集』(全7巻)思潮社。
『立原えりか童話集』(全5巻)角川文庫。
『立原えりかファンタジーランド』(全16巻)青土社、その他。
選考委員紹介
「アンデルセンのメルヘン大賞」は、委員長1名、委員5名によって選考されます。 選考委員長は、第1回目より童話作家で詩人でもある立原えりか先生、選考委員は、第一線で活躍中の画風の異なる画家・イラストレーターの方5名。選考委員になるのは、1回限り、毎回違った顔ぶれの方々が務めます。
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選考委員長
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立原 えりか (たちはら えりか) 先生
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第38回選考委員
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安藤 俊彦
躍動感のある線のタッチで、しゃれた街並みや暮らしの情景を描く。
静岡県生まれ。宮崎県在住。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン科卒業。広告会社イラストレーション部を経てフリーとなる。カレンダー・雑誌さし絵等の広告を中心に手がける。自動車画家・絵本作家としても活動。近年は海外に渡り、街・人・ファッション・食・風景などを描いている。オートモビル・アート連盟（AAF）会員。
絵本『あかくん まちを はしる』『はらぺこじどうしゃ いらっしゃい』『カフェバスくんがいく』（福音館書店）、『アハメドくんのいのちのリレー』（集英社）、その他。
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さこ ももみ
さまざまなモチーフのハーモニーが、心地よい詩的な世界を創り出す。
1961年東京生まれ。広島県在住。東京学芸大学美術教育学科（日本画専攻）卒業。小学校の図工教員を経てイラストレーターになる。絵本・教科書表紙・カレンダーのほか、陶器絵やテキスタイルデザインも手がける。2016年、オハイオ州フィンドレーにある世界の絵本原画を集めた美術館Mazza Museumに作品が収蔵される。3×3 The Magazine of Contemporary illustration Shows／Picture Book部門（2018）入選。日本児童出版美術家連盟会員。
絵本『こんなときってなんていう？』シリーズ全21冊（ひかりのくに）、『かたっぽさん どこですか？』（アリス館）、『おじいちゃんちの たうえ』『うさぎでうれしい うさぎはうさぎ』（講談社）、その他。
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高野 謙二
人物の内なる想いを巧みに描写し、ミステリアスな雰囲気を醸し出す。
1959年 長崎県生まれ。東京在住。書籍表紙・雑誌挿し絵・カレンダー・絵本等を手がける。84年・85年・89年日本イラストレーション展入選。91年日本グラフィック展入選。ザ・チョイス年度賞入賞。ARTBOX大賞展入選。92年・95年ザ・チョイス入選。ギャラリーピクチャー大賞展銀賞。98年上野の森美術館大賞展入選。
絵本『かじがこわかったしょうぼうしゃタカタカ』『ペンギンのちび』（福武書店[ベネッセコーポレーション] ）刊行。
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谷口 周郎
やわらかなパステルの色調で、ファンタジックな心象風景をやさしく描く。
1960年生まれ。広島県在住。京都精華大学デザイン学科卒業。2年半繊維会社にてテキスタイルの企画・デザインの仕事をする。退社後、フリーのイラストレーターとして活動を始める。絵本・教科書・書籍表紙・CDジャケット・TVコマーシャルのほか、食器やアクセサリーのデザインも手がける。87年ザ・チョイス年度賞入賞。99年「消費者のためになった広告コンクール」雑誌広告部門銀賞・2000年同賞同部門金賞受賞。
絵本『むぎわらとすみとまめ』（世界文化社）、『100年後の地球』（エネルギーフォーラム）、『昼はまつり 夜はうたげ』『うたのすきなことり』（愛育社）、その他。
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つくし
グラフィック的な構成と独特な配色が持ち味。ポップな感性で表現。
1961年高知県生まれ。東京在住。嵯峨美術短期大学ビジュアルデザイン科卒業。88年よりフリーのイラストレーターになる。96年～04年ニューヨークで活動。書籍表紙・会報誌表紙・CDジャケット・パッケージ等の仕事を手がける。91年、93年日本タイポグラフィー年鑑入選。99年「N.Y.ソサエティ オブ イラストレーターズ」入選。99年「The Original Art」入選。
絵本『ロードムービー』『センチメンタルジャーニー』『鈴木さんの場合』（アリアドネ企画）、『The Drums Of Noto Hanto』（DK Ink.）を刊行。
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