日本女流メルヘン作家の中で、三指に数えられる童話作家であり詩人。
第1回より「アンデルセンのメルヘン大賞」の選考委員長を務める。
『人魚のくつ』で、1959年児童文学者協会新人賞受賞。
1961年『でかでか人とちびちび人』で、講談社児童文学新人賞受賞。
ふくよかな香気をたたえた名作を数多く著作。
『立原えりか作品集』(全7巻)思潮社。
『立原えりか童話集』(全5巻)角川文庫。
『立原えりかファンタジーランド』(全16巻)青土社、その他。
選考委員紹介
「アンデルセンのメルヘン大賞」は、委員長1名、委員5名によって選考されます。 選考委員長は、第1回目より童話作家で詩人でもある立原えりか先生、選考委員は、第一線で活躍中の画風の異なる画家・イラストレーターの方5名。選考委員になるのは、1回限り、毎回違った顔ぶれの方々が務めます。
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選考委員長
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立原 えりか (たちはら えりか)先生
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第43回選考委員
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稲葉 朋子(いなば ともこ)先生
千葉県出身、東京都在住。女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻(版画)卒業。グラフィックデザイナー、ウェブデザイナーを経てイラストレーターとして独立。広告・書籍表紙・教材表紙・カレンダーのほか、製品イラストや店舗の壁画等を手がける。近年は海外の仕事や展示、ワークショップ、アニメーションが各国で上映されるなど、国内外を問わず活動。版画や映像など表現方法は多岐にわたる。2016年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2023年アメリカSociety of Illustrators 65入選。
モチーフと文字や記号のイメージを組み合わせ、ファンタジックに表現します。 -
いりやま さとし 先生
1958年東京都生まれ。東京都在住。キャラクターデザイン、グリーティングカードのデザイナーを経てフリーのイラストレーターになる。絵本作家・イラストレーターとして数多くの絵本を手がける。2012年電子書籍アワード コミック・絵本部門賞。絵本『ぴよちゃん』シリーズ(学研)、『しっぽーのおさんぽ』(PHP研究所)、『だっこ むぎゅー』(KADOKAWA)、『パンダたいそう』シリーズ、『おやすみなさいのおと』『ポケットねこ』『あかいてぶくろ』(講談社)、その他。
愛らしいキャラクターたちを創り出し、織りなす世界をやさしく表します。 -
高杉 千明 (たかすぎ ちあき)先生
長崎県出身。千葉県在住。福岡教育大学卒業。実践装画塾4期。山田博之イラストレーション講座10期。坂川栄治の装画塾2016年第1期。イラストレーション青山塾26期。書籍表紙・雑誌挿絵・ポスター等を手がける。2015年ペーターズギャラリーコンペ高橋キンタロー賞次点。2015年東京装画賞、日清紡ペーパープロダクツ賞。2016年東京装画賞入選。2017年ザ・チョイス年度賞大賞。2024年日本BtoB広告賞ポスターの部銀賞。東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員。
線のフォルムと淡い色づかいで、人物のすがたや表情を情緒ゆたかに描きます。 -
田上 千晶 (たがみ ちあき)先生
東京都在住。成城大学国文学科卒業後、セツ・モードセミナー卒業。2001年ザ・チョイス年度賞入賞。書籍表紙・雑誌挿絵・ポストカードのほか、医療や健康分野のパンフレットの挿絵も多く手がける。ウェブ・広告等でも活動。作品集『News from Nowhere』(トランジスタ・プレス)。
フォーカスのゆらぎのようなタッチに、ノスタルジックな静けさが漂います。 -
古瀬 稔 (ふるせ みのる)先生
1958年広島県生まれ。埼玉県在住。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。日本デザインセンターを経てフリー。会報誌表紙・雑誌挿絵・ポスター・カレンダー・絵本のほか、雑貨のデザイン等を手がける。日本グラフィック展入選。日本イラスト展入選。デザインフォーラム入選。ワルシャワ・ポスター・ビエンナーレ入選。ナーク展二科展特選。チョイス展入選。神奈川新聞広告賞入賞。全国カレンダー展奨励賞。絵本『ありがとう。のおくりもの』『おめでとう。の本』(ぶんか社)、『どこでもいけるよ』(三恵社)。作品集『Not Paradise, Somewhere Else』(ARD)。
絶妙な色彩のバランスと広がりのある構成で、心象的なシーンを描きだします。
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