1987年11月5日 ようこそ フレデリック皇太子殿下

1987年11月5日、6日、デンマーク王国フレデリック皇太子が、広島アンデルセンへご来店になりました。これは「北欧」「デンマーク」を企業のアイデンティティとし、同国のよき伝統を紹介することに積極的に努めてきた当社にとって、たいへん喜ばしく、名誉あることでした。

フレデリック皇太子殿下は当時19歳。1986年7月にハイスクールをご卒業後、デンマーク陸軍王宮近衛隊に入隊され軍曹でいらっしゃいました。

殿下は広島ご滞在中、広島アンデルセンで開催中の<1987グルメの感謝祭>の中心的催し、“デンマークグルメフェア”のテープカットをされたほか、デンマーク王国広島名誉領事である高木俊介会長の主催する歓迎パーティにご出席。荒木広島市長をはじめ地元財界の方々との友好を深められました。

パーティ終了後は平和記念公園、宮島へと足を運ばれ、翌6日午後には、広島空港より東京を経由しデンマークへと、日本をあとにされました。

店内をご覧になった皇太子殿下は、髙木誠一人事教育部長(当時)による一つひとつの説明に、熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
そして、宮島見学も含めて、この滞在をとてもお楽しみになられたとのことでした。

2005年、愛知県で開催された「愛・地球博」のデンマークナショナルデー(4/20)には、フレデリック皇太子殿下・メアリー妃殿下がご来臨。北欧共同館内のアンデルセンでレセプションが開かれ、髙木誠一社長(当時)がご案内いたしました。

2024年1月14日、フレデリック10世国王陛下即位を祝して、広島アンデルセンではデンマークのお祝いのお菓子「クランセケー」をおつくりし、お客様からも祝福のメッセージを頂戴しました。

これからも、「お手本は、いつもデンマーク。」
お会いすることができたご縁を大切に、お客様にすてきな暮らしを提供し続けてまいります。


 

「きょうは何の日?」
お客様と共に歩んだ、アンデルセングループの様々なできごとを今、振り返り、繋いでいきます。