「クリスマスを心豊かなものにしていただきたいというのが私たちの願いです。イブの夜だけパッと騒いでおしまいではつまりません。静寂なやすらかさ、あたたかさ。クリスチャンでなくてもみちたりた精神へのあこがれがあるのではないでしょうか。おばあちゃん、おじいちゃん、一族が集まるディナーで、更けていく夜。そんなテーブルをお客様に提案したいものです。新しい思い出をもう一つ積みかさねるために。」1981年、この提案をできれば企業からの一方通行に終わらせたくないことから、広くお客様に対して「わが家のクリスマス・ストーリー」を募集しました。<販売店機関誌「カリテ」No.58 1981年12月号より>
新聞広告では、クリスマスを待ちわびる気持ちをストーリー仕立てで展開しました。11月から段階的に第三弾まで、クリスマスツリーの飾りが完成していく様子も楽しめる構成で、「クリスマス・ストーリー」の募集から発表までを行い、代表的な商品も掲載しました。
11月から募集を始めた「わが家のクリスマス・ストーリー」。12月10日の締め切り日までに425作品が寄せられました。小学生からお年寄りまで、どれも心温まる作品ばかりです。その中から、2つのストーリーをご紹介します。<社内報アオムギNo.182 1981年12月25日>
クリスチャンではない方が多数でしょう。けれどクリスマスの中には、やすらぎ、あたたかさ、そんな精神的な何かを感じさせるものがあるようです。たとえ信仰と無縁である人々の胸にも。私たち企業の想いに共鳴してくださる方のあることがよろこびでした。応募者の方全員にクリスマスプレゼントとして、広島アンデルセン特製の小さなフルーツケーキをお贈りしました。
「きょうは何の日?」
お客様と共に歩んだ、アンデルセングループの様々なできごとを今、振り返り、繋いでいきます。





