春に備えるアンデルセンファーム

アンデルセンファームは、年明け早々に雪が降り、積雪は40cmになりました。その後は暖かい日が続き、いったん雪が解けましたが、再び寒波が到来し、2月8日には積雪60cmとなりました。数日間は最低気温が-12℃まで冷え込みましたが、その後最高気温が12℃まで上がる日もあるなど、寒暖差に見舞われた冬となりました。

春に向けて、りんごとぶどうの剪定を進めています。積雪期は、野生のうさぎのエサとなる植物が雪に覆われ、樹皮や小枝が主な食料となるため防兎用金網を設置していますが、雪解け後は野草が生えエサがそちらへ移るため、金網を回収します。あわせて、越冬するカイガラムシやダニ類の発生を抑えるため、樹の休眠期にあたる3月下旬から4月初めにかけて防除を行う予定です。

また、枯れてしまったりんごの木を植え替えるため、苗木を育てるのもこの時期の仕事です。苗木の根にあたる台木(矮性台木)を340本購入し、接ぎ木を進めています。矮性台木を使うと木が大きくなりにくく、選定や収穫などの作業がしやすくなります。かつ雪解け後に植え付けを進め、園地の本数と木の勢いを揃えることで、生育のばらつきを減らし、収量と品質の安定につなげます。なお、秋に収穫したりんごのうちグラニースミスは、これからプレザーブ加工を行い、アンデルセングループのパンの材料として使用します。

次年度はぶどう園にロボット草刈機を導入して省人化を図るほか、ヤガ対策として防蛾灯の設置を2カ年計画で進めます。環境変化と高齢化が進む中、皆が安全に作業できるよう対話を重ね、チームワークを強めながら、計画的に取り組んでいきます。りんごとぶどうが健やかに育ち、実りが充実した園地を安定してつくることを目指します。

トップ写真はブドウ園。約15cmの積雪(2月19日)。