芸北100年農場の冬は例年、積雪と厳しい寒さに見舞われますが、今年は暖かく、雪が降ってもすぐに解けていきました。このまま春を迎えるかと思いきや、3月にはまた雪が降り、季節が行きつ戻りつするような日々となりました。農場の麦は、雪解けのたびに顔をのぞかせては再び雪に埋もれながらもたくましく育っています。春を告げる蕗の薹(ふきのとう)も顔を出し、ブルーベリーも芽吹いています。農場には、例年より1か月早く春が訪れました。
グループ内の店舗で2か月間の製造研修を終えた高木俊介製パン学校の研修生たちが、3月に農場に戻ってきました。店舗での学びをもとに、それぞれが研修先の特徴に合わせたパンを考え、研修成果を発表します。また、4月から再開する農作業や新しく入校する研修生の受け入れなど、新年度に向けたさまざまな準備を進めています。
新たな取り組みとして、ハーブ園を作り広島アンデルセンへ届けることや、作物を無駄なく生かすために野菜の無人販売も計画中です。製パン学校でパンづくりの技術と、パン職人として大切な心を学ぶ日々の中で、作ったもの、育てたものを丁寧に生かそうとする姿勢も育まれてきました。
春の農場は、新しい仲間を迎えながら、また新たな一年を歩み始めます。
※トップ画像は、雪解け後の麦。(3月13日)




