1984年5月23日~5月30日 「デンマークフェア」開催

暮らしの中にデンマークの感性を

広島アンデルセンでは、開店1周年を記念して1968年に初めてデンマークフェアを開催しました。そして、改めて、“北欧のすてきな生活のしかたをご紹介します”とスタートした、この1984年のデンマークフェアは、デンマーク大使館の全面的な協力を得て開催。今現在に繋がっているのです。

『厳しい自然の中で、心豊かな生活をクリエートしている北欧の人びと。陽の光を大切にし、パーティを好み、食卓を愛するグルメたち。その力強いながらも洗練された生き方にふれてみませんか? 伝統美にいきづく機能性、合理性。バイキングの流れをくむ素朴さとたくましさ。そしてペストリーやオープンサンドにいかされた美しい食卓づくりのあれこれ。デンマークを中心に北欧のハイ・クオリティな暮らしの感性をご紹介するデンマークフェア。あすから8日間、アンデルセンが選び抜いたグルメ感覚、全館に。』
<1984年5月22日 中国新聞掲載広告より抜粋>

 

見どころは、4階のグッドデザインフロア。「ガーデンブランチ」「ブレックファスト」「フォーマルディナー」「アフターエイト」等、暮らしのテーマにそって、北欧のライフスタイルを紹介。デンマークより買い付けされたテーブルクロス、ワイングラス、テーブルウエア、手編みのセーター等、すてきな商品の数々が展示・即売されました。中でも注目を集めたのは、童話作家H.Cアンデルセンも愛したという「切り絵」の世界。カットペーパーアーティストのソニア・ブランデスさんによる実演では、繊細なハサミさばきと作品に、みなさんの感嘆の声があがりました。

 


「きょうは何の日?」
お客様と共に歩んだ、広島アンデルセンの様々なできごとを今、振り返り、繋いでいきます。