広島県北部、芸北地区にあるアンデルセンファームでは、初夏の光を受けて、りんごとぶどうが少しずつ実りへ向かっています。4月下旬には、養蜂業者様によりミツバチの巣箱9群、約27万匹を設置しました。設置後は雨が続き、気温も10℃前後と低く、しばらくハチが活動できない日が続きましたが、5月初旬に気温が20℃を超えると、畑の中を活発に飛び回り、りんごの受粉を助けてくれました。
その頃、りんごの花も満開を迎え、5月半ばから摘果作業が始まりました。今年は花が多く、着果も多かった第3期園のシナノゴールドから進めています。摘果は、残した実に十分な養分を届けるための大切な仕事です。一つひとつの実の様子を見ながら手を入れ、暑さが予想される夏に向けて、定期的な灌水も欠かさず行い、秋の収穫へつなげていきます。
ぶどう園では、4月下旬から芽が動き始め、5月上旬には芽が揃いました。5月下旬からは、芽の動きが早いシャルドネから芽欠きを行い、樹への負担を抑えながら、日が入りやすい状態に整えています。6月からは誘引作業を開始し、伸びる枝をテープナーで鋼線に固定しながら、雨除けシートの中で枝が絡まらないようにしています。
また、昨年まで課題となっていたヤガの吸汁被害対策として、今年は防蛾灯4基を設置しました。ぶどう園ではロボット草刈機の試験導入も始まり、作業の省力化にも取り組んでいます。変化する気候や環境に向き合いながら、今年も安全・安心でおいしい果実づくりを進めています。秋の実りに向けて、ファームの毎日は続いています。
※トップ画像 りんごの開花の様子(5月)




