1978年10月19日 広島アンデルセン大改装オープン “すてきに生きたい人のアンデルセン”

人は誰でも豊かな生活を願って生きています。アンデルセングループは、1948年8月創業以来、パンを通して、パンのある生活を通して、多くの人々に「その時代に合った豊かさ」を提案、実践してまいりました。そのためには、時代の流れの一歩先を見つめ、社会の変化を予測して、在るべきライフスタイルを研究し、お客様が本当に必要としているものは何かを探し当てなければなりません。新しい技術の開発、流通システムの合理化、サービスの向上などもみな、豊かな食生活をお届けするための一環なのです。1967年10月、広島アンデルセンが「ほんもののパンのおいしさと自由に選ぶ楽しさ」を知っていただくため、セルフサービス方式を日本ではじめて取り入れたのも、新しいライフスタイルの実践に他なりません。

そして、1978年10月、広島の中心街、本通りに新しいライフスタイルを充分に反映させた「街の中にあるもうひとつの街」をつくりだしました。広島アンデルセンは「豊かな食事を楽しみたい人達の新しい街」となるために、いかに生きるかを考える“祈りの空間”、生きていることに感動する“エキサイトの空間”、心と体にやすらぎを与える“憩いの空間”の3つの空間をとらえ、それぞれにふさわしい設備と機能を備えています。その中には、人と人とのコミュニケーションを大切にした広場(プラザ)も設けました。広島アンデルセンが、そのデザインイメージを北欧に求めたのは、北欧の厳しい気候風土から生まれた生活感覚に共感したからです。北欧のデザインは、たくましく素朴ななかに豊かな生活への意欲を持ち、すてきに生きることを指向しています。それはまさに、アンデルセンの主張しつづけている「豊かな食生活」そのものなのです。<オープニングリーフレットより抜粋>

基本デザインとシステム設計を、ニューヨークの世界貿易センター内レストラン群を手がけたJ.バウム社に依頼。食品小売りからレストラン、カルチャーカレッジ、バンケットまで質の高い“ほんもの志向”の商業空間をつくりあげました。すてきに食べることの楽しさあふれる1Fフロア。そして、新しいデリカテッセンシステムを導入した2Fレストランフロアが注目されました。

新しいアンデルセンを広く皆様にご紹介するためのさまざまな記念催事がおこなわれました。
・チェリッシュコンサート
・南和子先生をかこむ講演と食事の会:「ホームパーティのひらき方」「会話とマナーと話題」
・アンデルセン開店記念特別講演会 今井道子さん(登山家)・植村直己さん(冒険家)<中国新聞社ホール>
・楽しいお食事とすてきなおしゃべり 石井好子さん・白鳥浩三料理長


 

「きょうは何の日?」
お客様と共に歩んだ、アンデルセングループの様々なできごとを今、振り返り、繋いでいきます。