実りの季節から、冬支度へ

10月のアンデルセンファームは、初旬に気温が3℃まで下がり、うっすら霜が降りました。朝晩と日中の寒暖差が20℃以上になる日もあり、山あいの季節の進みを実感します。10月半ばは安定した晴れが続き、果樹の管理作業も進めやすい日々となりました。

りんごは猛暑の影響で生育が早まり、収穫も例年以上に前倒しです。紅玉は9月上旬から収穫を始め、下旬には採り終えました。少雨の影響で小ぶりな果実が多く、カラスやヒヨドリの食害も増え、収穫量は4.8トンと昨年より3.5トン少なくなりました。シナノゴールドも熟期が早まり、10月半ばから収穫が始まっています。防蛾灯の効果で夜蛾被害は昨年より減った一方、炭疽(たんそ)病が多く発生しており、引き続き注意深く見守ります。

また、タカキベーカリー千代田工場でのプレザーブ加工も10月上旬から始まり、毎週金曜日は私たちも加工作業を行っています。「紅玉のりんごジュース」も10月に加工し、現時点で1,070本を仕込みました。

ぶどうも順調に生育し、収穫を迎えました。昨年は実を付けすぎて樹に負担がかかった反省から、今年は5月の芽欠きを徹底し、枝量を調整。収穫量は抑えながらも、次の年につながる健全な樹づくりを優先しました。生育は全体に2週間ほど早まり、収穫時期も例年より10日前後前倒しに。ピノ・ノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルローに加え、カベルネ・ソーヴィニヨンも10月半ばから収穫が始まっています。収穫が終わった列から雨除けシートを外し、通路に鶏糞を散布して土づくりを進め、少しずつ冬支度を整えています。