デニッシュペストリーを楽しむひととき

アンデルセングループのデニッシュペストリーの定番「ダークチェリー」は、おかげさまで今年発売50周年を迎えます。1962年に日本で初めて発売し、その後も本場の製法を学ぶなどしておいしさに磨きをかけてきたデニッシュペストリーをもっと多くのお客様に食べていただきたい。そんな思いで関東に初めて出店した青山アンデルセンで誕生しました。オープンの翌年(1971年)、デニッシュペストリーをもっと身近に楽しんでいただきたいと考えた日本人ベーカーは、季節感や華やかさを取り入れようと、さくらんぼやいちじくなどのフルーツを使ったオリジナルのデニッシュペストリーを開発。このとき誕生したのが、「ダークチェリー」だったのです。

デンマークの人たちにとってデニッシュペストリーは、慌ただしい日々の暮らしの中にほっと一息つく時間をもたらしてくれるおいしさの一つ。週末のゆったりとした朝食や、オフィスの仲間とのブレイクタイムにコーヒーと一緒に楽しむ時間は、何よりもヒュッゲを感じられる時間だと言います。

デンマークの最近のトレンドは、小さいサイズのペストリー。カロリーは気になるけど、やっぱりデニッシュペストリーが欠かせないデンマークの人たちの、心と体の健康に寄り添った商品、というわけです。アンデルセン イスランズブリュッゲ店には、定番のスパンダワー(カスタード)、チョコに加え、今の時期はルバーブ、ブルーベリーを使ったミニペストリーを揃え、デンマークの夏の訪れを知らせています。

アンデルセン イスランズブリュッゲ店は、コペンハーゲン中央駅からバスで15分ほどの住宅街にあります。原材料の多くがオーガニックというこだわりと、商品のクオリティの高さが地元の人からも評判。これからの時期、テラス席はデニッシュペストリーやケーキを楽しむ人たちで賑わいます。