1981年4月24日 ようこそマルグレーテ女王様

広島のデンマーク。アンデルセンへお立ち寄り。

4月24日、デンマーク女王マルグレーテⅡ世女王陛下及びヘンリック殿下ご夫妻が広島にお越しになりました。広島では原爆慰霊碑・広島原爆資料館などをご見学の後、呉市へ。デンマークのマースクライン社から発注された石油製品運搬船の命名式に列席され、テープカットなさいました。
そして、翌日25日、宮島をご訪問。再び広島市内へ戻られ、広島アンデルセンへお立ち寄り、ご来広を記念して開かれている「アンデルセン展」とデンマークフェアをご覧いただきました。

 

当時、女王様は、4月16日で41才になられたばかり。フレデリック、ヨアキムという二人の王子のお母様でもあります。お国では散歩中、市民の求める握手にも気軽に応えられる気取りのないご気質が国民の厚い信頼を集めていらっしゃるとのこと。

4月24日~5月3日の日程で開催された「アンデルセン展」は、デンマークのアンデルセン記念館より寄せられたハンス・クリスチャン・アンデルセンの遺品などの品々が、作者自身の生涯、生き方を物語り、作品の底に流れる「小さいもの、弱いものへの愛」にふれていただくものでした。

 

おいしさで結ばれる人と生活。ペストリーとの出会い。

国土のほとんどがなだらかな丘陵であるデンマークは世界有数の酪農国。新鮮な牛乳や卵をふんだんに使ったペストリーの故郷なのです。
この北欧のパンとアンデルセングループとの出会いは、日本がようやく高度成長期を迎えた1959年。ヨーロッパのパンを視察中の創業者高木俊介が体験したのでした。本場のおいしさを伝えるには、まず、それを生んだ背景である人々の生活を知らなければならない。その考えから、デンマークの食生活・食文化の研究が進められ、1967年、広島アンデルセン誕生となったのです。全館、北欧の雰囲気があふれるアンデルセン。ペストリーをはじめ、バイキング料理スモガスボード、オープンサンド、クランセケーなど、デンマークならではのおいしさの数々。

私たちがお客様と共に育ててきた「デンマーク」と、女王陛下との出会い…。これからもずっと続いていくこの国とのつながりを今一度、みなおしていくためのひとつの節目となるできごとでした。

 


「きょうは何の日?」
お客様と共に歩んだ、広島アンデルセンの様々なできごとを今、振り返り、繋いでいきます。