アンデルセン芸北100年農場から東に車で約20分進んだところにある「アンデルセンファーム」。パンや洋菓子づくりに最適なりんごの栽培と、ワイン醸造用のぶどうの栽培を行っています。
12月以降、雪深くなるファームでは、秋に収穫したりんごを生食用、ジュース用、プレザーブ用に分け、清拭または洗浄し、販売先または加工場への出荷作業を行っています。
グループ内の一部店舗やオンラインショップで販売する生食用のりんごは、シナノゴールド、グラニースミス、紅玉の3種。1個ずつ専用のタオルで丁寧に拭いて、形や色を確認しながら箱詰めを行います。りんごの販売を楽しみにしてくださるお客様も年々増え、今年も販売後、即完売となりました。
プレザーブ用のりんごは、パンのフィリングや焼菓子の材料に使ったり、オリジナルジャムに加工したりします。
そして翌年もおいしいりんごが収穫できるように、冬季の木の剪定作業は欠かせません。日光が均等に当たるよう不要な枝を間引き、枝や幹を意図した方向に誘導して成長させます。この作業は判断が難しく、常に2人以上で相談しながら行っています。
来年は今年以上に収穫できるよう、たわわに実るりんごを思い描きながら、冬の作業に励んでいます。
Geihoku 2024.12.27