花咲くファーム、夏へ備える

4月17日にアンデルセンファーム付近の山桜が満開となり、今年は例年より季節の進みが早い印象です。観賞用の「ドルゴクラブ」も4月20日に開花し、りんごの花も咲き始めました。りんご、ブドウともに生育ステージが少し前倒しになりそうで、作業も早めの段取りが欠かせません。

春は「備える季節」。4月上旬には、第4期りんご園で枯死が多く歯抜けになっていた紅玉を第3期園へ106本移植しました。木がまばらな園地では散布や散水にムラや無駄が出やすいため、樹を集約して管理しやすい状態に整え、手入れの精度を高めています。また、古い園地では土が締まり、接木部が土に埋もれ気味になっていました。接木部が埋まると樹勢が強くなり、枝葉ばかりが伸びて実がつきにくくなるため、周りの土を取り除いて状態を整えています。

りんごは花の時期に遅霜(氷点下)の影響を受けやすくなります。そのため冬の凍結防止で止めていたスプリンクラーを復旧し、霜が来そうな夜に散水して被害を抑えられるよう備えました。

5月下旬からはりんごの摘果作業が始まります。早めに実を整理するほど、残した実に養分が行き届き、品質にも来年の樹勢にもつながります。季節の変化を見極めながら、一つひとつの作業を確実に積み上げていきます。

※トップ写真は「ドルゴクラブ」の花。